1分でわかる「制動距離」 初心者向けにクルマ専門用語・略語を解説

「制動距離」とは、ブレーキが効き始めてから車が停車するまでの距離のことをいいます

アイドリング、クラッチ、サスペンション、ステアリング、トランスミッション、ハイブリッド車、4WD……クルマに関する専門用語や略称には、ちょっと覚えにくかったり、ややこしかったりするものがたくさん。

また、聞いたことはあっても、なんとなくしか意味を理解していない人も多いのではないでしょうか?

そこで「のるウェイ!」編集部が、クルマの専門用語・略語をご紹介!この記事は1分で読めます!!!(嬉しい)


 今回解説するのは「制動距離」です。

すぐに止まれるわけではないんだね!

制動距離とは

「制動距離」とは、 ブレーキが効き始めてから車が完全に停止するまでの距離の事を言います。似たような言葉に「空走距離」と「停止距離」があります。空走距離+制動距離=停止距離になります。

  • 制動距離:ブレーキが効き始めてから車が完全に停止するまでの距離。一般的には車の速度の2乗に比例すると言われていて速度が2倍なら4倍、3倍なら9倍の距離が目安になります。路面の状況(雨や凍結など)やタイヤの状態などによって距離が長くなる可能性があります。
  • 空走距離:ドライバーが危険などを感じでブレーキを踏んでから効き始めるまでに進む距離をいいます。危険を認識してからブレーキが効き始めるまでにはタイムラグあるのでその分進むことになります。一般的には車の速度に比例すると言われていて速度が2倍なら2倍、3倍なら3倍の距離が目安になります。
  • 停止距離:空想距離と制動距離を合計した距離。ドライバーが危険を感じてから完全に停止するまでの距離になります。

条件などにもよりますが時速40kmで走行している時の停止距離は約22mかかります。
「車は急に止まれない」のでしっかりとした車間距離をとって運転することはとても大事ですね。

  • Writing: のるウェイ! 編集部

安全運転のために車間距離は大事ね!

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