教習所に通う人や運転初心者さんはもちろん、長く運転をする人でも、運転操作・手順を聞かれると、自信を持って答えられないもの。
特に苦手意識を持つ人が多いのが、縦列駐車です。並列駐車とは違い、前後が限られたスペースに駐車をするのは難しいですよね。
この記事では、縦列駐車のやり方とコツを紹介します。 縦列駐車に苦戦している方はぜひ最後まで読んでくださいね。
縦列駐車とは
縦列駐車とは、前後に車や建物などがあり、限られたスペースに駐車することです
駐車場のような場所に駐車するときと比べて、より周囲に気を配りながら止める必要があります。
縦列駐車のやり方（進行方向を見て左側に止める場合）
①バックしやすい位置に止める
まずはバックしやすい場所に車を止めます。このとき、隣の壁や車からは1mくらい距離を空けておきましょう。隣の障害物と平行にして、やや前に出して止めます。
目的地をよく見てから後方の安全を確かめて、シフトレバーをバックギア（R）に入れます。
②バックする
まっすぐバックし、車の後端が障害物に揃うあたりで、ハンドルを左に回します。
③間隔を確かめる
少しずつ後ろに下がりながら、障害物と安全な感覚がとれているか確かめます。
④ハンドルを戻し、タイヤをまっすぐにする
車が入りやすい角度になるように、ハンドルを右に戻しタイヤをまっすぐにします。
⑤車が入ることができるか確かめる
左前部の障害物との距離や安全を確かめます。右後部が駐車範囲に差しかかるあたりまできたら、ハンドルを右に回します。
⑥ハンドルを右に回し、車をおさめる
ハンドルを右に回し、車体をまっすぐにおさめます。このとき、後部の障害物に接触しないようにしましょう。
縦列駐車でうまく入らなかったら？
縦列駐車で失敗してしまった際、やり直す方法を説明します。
斜めの位置まで戻ってやり直す
斜めの位置まで戻ってやり直す場合、「縦列駐車のやり方④」からやり直します。このとき、タイヤをまっすぐにし、左前部にある障害物との間隔に注意しましょう。
最初の位置まで戻ってやり直す
最初の位置まで戻ってやり直す場合、「縦列駐車のやり方①」からやり直します。車を元の位置に戻し、タイヤと車体をまっすぐにします。
このとき、左にある障害物との間隔に注意しましょう。
参考：縦列駐車修正方法｜神奈川ドライビングスクール（KDS）
縦列駐車をマスター！
今回は、縦列駐車のやり方を解説しました。
教習所で習ったけど忘れてしまっていた人、やり方を覚えていたけどなかなかうまくできなかった人、コツを掴めたでしょうか？ またわからなくなってしまったらこの記事を読み返して、頭の中でイメージし、実践してみてくださいね。
「のるウェイ!」 では、今後も車の操作をわかりやすく解説する記事を公開していきます。お楽しみに！
縦列駐車のよくある質問
縦列駐車とは？
縦列駐車とは、前後に車や建物などがあり、限られたスペースに駐車することです。
縦列駐車のやり方は？
①バックしやすい位置に止める
②バックする
③間隔を確かめる
④ハンドルを戻し、タイヤをまっすぐにする
⑤車が入ることができるか確かめる
⑥ハンドルを回し、車をおさめる
縦列駐車でウインカーはいつ出す？
安全を確かめて縦列駐車をする前に左ウインカーを出し、駐車が完了するまで合図を継続させるようにしましょう。
縦列駐車が1回で決まったことがないんだよね～