「クリープ現象」とは、AT車でDやRレンジでアクセルを踏んでいなくても車が動き出してしまう現象のことです。
アイドリング、クラッチ、サスペンション、ステアリング、トランスミッション、ハイブリッド車、4WD……クルマに関する専門用語や略称には、ちょっと覚えにくかったり、ややこしかったりするものがたくさん。
また、聞いたことはあっても、なんとなくしか意味を理解していない人も多いのではないでしょうか?
そこで「のるウェイ!」編集部が、クルマの専門用語・略語をご紹介!この記事は1分で読めます!!!(嬉しい)
今回解説するのは「クリープ現象」です。
クリープ現象とは
「クリープ現象」とは、AT車でエンジンをかけてDやRレンジで、サイドブレーキ、ブレーキペダルを外した状態であれば、アクセルペダルを踏まなくても車が微動する現象のことです。タイヤへの動力の伝え方をクラッチで行っているMT車では発生せず、AT車にのみ起こる現象になっています。
アクセルペダル踏まずにブレーキ操作のみで速度調整できるというメリットがあることから、なかなか動かない渋滞中や駐車場などの狭い場所での移動に利用されています。また、発進操作時にクリープ現象を利用して、動き出してから徐々にアクセルを踏むことで、動き出す時に大きなエネルギーを使う車にとってエコドライブにつながります。
メリットもあるクリープ現象ですが、意識をしていなくても動き出してしまうことによる追突事故などが起きるケースもあるので、しっかりと理解しておきたいですね。
コーヒーに入れるものじゃなくて?