「JAF」とは、「日本自動車連盟」の略で、主にロードサービスを提供する一般社団法人で多くのドライバーにとって身近な存在です。
アイドリング、クラッチ、サスペンション、ステアリング、トランスミッション、ハイブリッド車、4WD……クルマに関する専門用語や略称には、ちょっと覚えにくかったり、ややこしかったりするものがたくさん。
また、聞いたことはあっても、なんとなくしか意味を理解していない人も多いのではないでしょうか?
そこで「のるウェイ!」編集部が、クルマの専門用語・略語をご紹介!この記事は1分で読めます!!!(嬉しい)
今回解説するのは「JAF」です。
JAFとは

「JAF」と聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのが、「ロードサービス」だと思います。バッテリー上がりやパンク、キーの閉じ込みなど、車に関するトラブルはいつ、どこで起こるかわかりません。そんな時、JAF会員であれば、24時間365日、全国どこへでも駆けつけてくれる安心感は計り知れません。特に、高速道路上でのトラブルは二次災害に繋がりかねないため、プロの迅速な対応は命を守ることにも繋がります。JAFのロードサービスは、単なる車の修理だけでなく、ドライバーの安全を確保する上で欠かせない存在になっています。
ロードサービスは、JAFの活動の中でも最も知名度が高く、会員にとっての最大のメリットと言えます。しかし、JAFの役割はこれだけにとどまりません。
モータースポーツの発展に貢献
JAFは、日本のモータースポーツ界において公認団体としての重要な役割を担っています。国内で開催されるさまざまな自動車競技のルール策定やライセンスの発行、安全基準の管理など、公正かつ安全な競技運営を支えています。F1やWRC(世界ラリー選手権)といった国際的なレースにも、日本のモータースポーツ界を代表する存在として関わっています。
モータースポーツは、技術革新の実験場でもあります。JAFは、レースを通じて得られた知見を、一般車の安全性向上や環境技術の発展にフィードバックする役割も果たしています。
交通安全啓発と社会貢献
JAFは、交通安全の啓発活動にも力を入れています。子供向けの交通安全教室や、高齢者向けの運転講習会などを通じて、全ての交通参加者が安全に道路を利用できるよう、様々な取り組みを行っています。また、チャイルドシートの正しい使い方や、JAF独自の交通安全教材の開発にも力を注いでおり、社会全体で交通安全意識を高めるための活動を積極的に展開しています。WEBサイト上でもさまざまな情報を発信していて、わかりやすく解説しているものも多数あります。
さらに、JAFは行政機関と連携し、道路標識の改善提案や、交通法規に関する意見提言なども行っています。ドライバーの視点から、より安全で快適な交通社会の実現を目指しています。
JAF会員の意外なメリット
ロードサービス以外にも、JAF会員には様々な特典があります。全国の観光施設や飲食店、ショッピング施設などで割引や優待サービスを受けることができる「JAF会員優待サービス」は、ドライブの楽しみをさらに広げてくれます。また、専門家による車両点検や、自動車に関する相談サービスなど、会員ならではの手厚いサポートが用意されています。
JAFの会費は、ロードサービスの「保険」としてだけでなく、これらの様々なメリットを享受するための「パスポート」と捉えることもできるのではないでしょうか。
まとめ
JAFは、単なるロードサービスの提供者ではなく総合的な自動車社会のサポーターと言えるのではないしょうか。さまざま情報が載っているWEBサイトを一度見てみるのもいいですね。
JAF公式サイト
よく名前聞くけどどんな事してるのかな?