紛失・盗難時の対処法!初心者のための「運転免許証再交付」手続き完全ガイド

運転免許証は、公道を走行するための唯一の証明書であると同時に、身分証明書としても非常に重要な役割を果たします。その免許証を、万が一紛失したり盗難に遭ったりしたとき、「どうすればいいの?」「車は運転できるの?」とパニックになってしまうのは当然です。
特に初心者ドライバーの方は、このようなトラブルへの対処に慣れていません。しかし、運転免許証の紛失・盗難時の手続きは、手順さえ知っていれば、慌てずに比較的スムーズに行うことができます。
このコラムでは、運転免許証を紛失・盗難した際の緊急時の対応から、再交付(再発行)の手続き、必要書類、そして再交付までの間の運転の可否までを、分かりやすく徹底的に解説します。万が一に備えて、正しい知識を身につけておきましょう。

のるのるくんにしっかり教えておかないと🔥

1. 紛失・盗難に気づいた時の「緊急対応」

免許証がないことに気づいた瞬間が、全ての行動の始まりです。

✅ ステップ 1:まず警察に届け出をする(遺失物届・盗難届)

免許証は、悪用される可能性があるため、警察への届け出が必須です。

  • 紛失の場合(遺失物届): 警察署や交番へ行き、「運転免許証を紛失した」旨を届け出ます。
  • 盗難の場合(盗難届): 盗難に遭った場合は、その旨を詳しく伝えて届け出ます。
  • 届け出の重要性: 届け出をすることで、もし免許証が悪用された場合でも、自分の身を守る証明になります。また、再交付の手続きの際、警察への届け出状況(届出年月日、受理番号など)を確認されることがあります。

✅ ステップ 2:再交付の手続き場所と期間を確認する

  • 手続き場所: 再交付の手続きは、住民票のある都道府県の運転免許センター(運転免許試験場)、または指定の警察署で行います。
  • 受付時間: 受付時間は平日の日中(午前中〜午後 early)に限定されていることが多く、土日祝日や年末年始は手続きができません。事前に都道府県警察のウェブサイトで受付時間を必ず確認しましょう。

2. 【重要】免許証の再交付手続きの流れと必要書類

再交付手続きは、基本的に即日完了することが多く、その日のうちに新しい免許証を受け取ることができます。

✅ 1. 再交付手続きの場所

手続き場所

メリット

デメリット

運転免許センター

即日交付されることがほとんど。手続きが迅速。

所在地が都心から離れている場合がある。混雑しやすい。

指定の警察署

自宅近くの警察署で手続きできる場合がある。

警察署で受け付けるのは申請のみで、免許証の交付は後日(数週間後)になることが多い。

👉【初心者へのアドバイス】 運転の必要性がある場合は、その日のうちに受け取れる「運転免許センター」での手続きをおすすめします。

✅ 2. 再交付に必要な書類(5点)

運転免許証の再交付には、以下の書類が必要です。全て原本を用意しましょう。

  1. 申請書: 申請場所に用意されています。(窓口で「再交付申請」と伝えれば受け取れます)
  2. 身分証明書: 運転免許証の代わりに、「本人であること」を確認するための書類が必要です。
  3. 例: マイナンバーカード、健康保険証、パスポート、住民基本台帳カードなど、公的機関が発行した証明書を2点、または写真付きの証明書を1点用意するのが確実です。
  4. 証明写真: 縦3.0cm × 横2.4cmのサイズで、6ヶ月以内に撮影した無帽・正面・無背景の写真を1枚用意します。免許センターでも撮影できますが、持参した方がスムーズです。
  5. 住民票(必要な場合あり): 免許証に記載されている住所から転居している場合や、本人確認書類が不足している場合に必要になることがあります。
  6. 手数料: 再交付のための手数料。3,500円〜4,000円程度。(都道府県によって異なる場合があります)

3. 紛失から再交付までの間の「運転の可否」

免許証を紛失した状態での運転は、法律で厳しく禁止されています。


✅ 運転は絶対に「不可」

  • 理由: 道路交通法第95条により、運転中は運転免許証を常に携帯することが義務付けられています。紛失・盗難などで免許証を所持していない状態で運転すると、「免許証不携帯」という交通違反になります。
  • 罰則: 交通違反となり、反則金3,000円が科せられます。(点数の加算はありません)

✅ 運転再開の条件

  • 新しい免許証を受け取るまで: 再交付手続きを行い、新しい免許証を手元に受け取るまでは、絶対に運転してはいけません。
  • 公共交通機関を利用: 免許センターへの移動や、日常の移動は、バスや電車などの公共交通機関を利用しましょう。

✅ 免許証を「見つけた」場合の対処法

もし再交付の手続き中に、紛失したはずの古い免許証が見つかった場合、その古い免許証は使用できません

  • 二枚持ちの禁止: 免許証は、一人につき一枚しか所持できません。古い免許証が見つかった場合は、速やかに警察または運転免許センターに返納しなければなりません。

4. 免許証の紛失を防ぐための「日常的な対策」

紛失トラブルは、ちょっとした心構えと工夫で防ぐことができます。


✅ 対策 1:保管場所を固定する

  • 財布に入れない: 盗難や紛失のリスクが高い「財布」に免許証を入れるのは避けましょう。
  • 専用ケース: 免許証、保険証のコピー、ETCカードなど、運転に必要なものだけをまとめた専用のカードケースやポーチを用意し、車のキーと一緒に持つなど、保管場所を固定しましょう。

✅ 対策 2:コピーやデータの保管

  • コピーを保管: 免許証の表面と裏面をコピーし、自宅や職場など、車とは別の安全な場所に保管しておきましょう。紛失時に、記載事項を確認したり、再交付手続きでスムーズに申請書を記入したりするのに役立ちます。
  • 写真データをスマホに: 免許証の写真を撮ってスマートフォンに保存しておくのも有効ですが、これは身分証明書としては使えません。あくまで記載事項の確認用として利用しましょう。

5. まとめ:トラブル発生時は「冷静に、速やかに」

運転免許証の紛失・盗難は、焦る気持ちは分かりますが、「冷静に、速やかに」行動すれば必ず解決できます。

  1. すぐに警察に届け出る(遺失物届・盗難届)。
  2. 新しい免許証を受け取るまで、絶対に運転しない。
  3. 免許センターに行く際は、身分証明書を2点以上持参する。

これらの手順を把握し、万が一のトラブルに備えておけば、安心して対応できるでしょう。

  • Writing: のるウェイ! 編集部

    「のるウェイ」は、KINTOが運営する“クルマに詳しくない人”のためのWEBマガジン。編集部では、カーライフにまつわるモヤモヤやハテナを、初心者目線でていねいに掘り下げ、共感と発見のある読みものとして発信している。 コンテンツは、運転未経験からスタートする成長ストーリーや、教習所・ドライブ体験レポート、さらにはVTuberとのコラボ企画など多彩。ときには最新のコネクティッドカー技術もやさしく解説しながら、「運転って意外とおもしろいかも?」と思えるきっかけを届けている。 “気になる”から始まるカーライフの入口をつくるべく、編集部ではジャンルにとらわれず、等身大の視点でクルマと人との関係性を日々再発見している。

お、落としてないもん。。。

share SHARE

編集部のおすすめ