“一家に一台”から“シェア”へ、“所有”から“利用”へ。クルマとの付き合い方は、時代の流れとともに変化しています。もしかしたら将来、さながらファッションのように、その時々の目的や状況に合わせ、クルマを選ぶようになる……かもしれません。
そんな未来のトレンドを一足早く先取りし、特定のシチュエーションやシーンにマッチしたクルマを紹介する連載「のるシチュ!」。
第2回は「夜の首都高速道路でドライブデートするときに乗りたいクルマ」をテーマに、オススメの3車種をピックアップ。クルマ試乗のプロ・ハマやんの解説と合わせてお楽しみください。
ハマやん:十数年間でおよそ2000台のクルマに試乗し、その印象や感想をレポートしてきた。「のるウェイ!」では「ハマやんの超わかりやすい試乗記」を連載中。
まるで2人のための車内空間 マツダ「ロードスター」

1989年に初代が発売され、35年超の歴史をもつマツダの軽量スポーツカー「ロードスター」。現行モデルは、2015年に発売された第4世代。世界的にみても、今や珍しい軽量オープン2シーター(=2人乗りのクルマ)で、今でも数多くのファンに支持されている。
いかにもクルマとの一体感が楽しめそうな雰囲気とサイズ。2人乗り・オープンカー・スポーツカーと、心ウキウキさせる要素が揃っている。
運転しやすく、しかも走りもよい。“手の内感(=扱いやすさ・取り回しのしやすさ)”や人馬一体感もすごく、思うままに曲がっていくような旋回性能が味わえる。
コンパクトでタイトな車内はまさに、二人のための空間。しかも幌を下すと、オープンカーになり、全周囲の夜景を眺めながらドライブできる。運転席・助手席の視点の低さや、ほかのクルマでは味わえない走り味・乗り味も、ドライブデートには効果的かも……。
クロスオーバーSUVのド定番 トヨタ「ハリアー」

2020年6月に現行型が発売され、2022年10月に改良された「ハリアー」。ミドルクラスのスタイリッシュなSUV(=スポーツ用多目的用車)として人気を博し、今も好調な販売実績で推移している。
より多くのユーザーに愛されるべく、パワートレーン(ガソリン・ハイブリッド・プラグインハイブリッド)、駆動(2WD・4WD)、グレードなど、様々なバリエーションがラインナップ。
豪華でスタイリッシュな外観スタイル、手堅く質感・高級感を表現したインテリア、必要充分以上の仕様装備、そして誰が乗っても「良いね!」と思わせる乗り味・動的性能……「ハリアー」を買っておけば間違いない、クロスオーバーSUV(=街での運転も重視したSUV)のド定番だ。
スタイリッシュで質感の高い内外装は、まるでおもてなしされているような気分に。運転席・助手席の視点もSUVとしては比較的高く、眺望も良い。オプションで追加できるパノラマルーフを通して眺める高層ビル群は、特別感を醸し出すだろう。
一級のおもてなしを実現する最高級MPV LEXUS「LM」

LEXUSブランドの最高級MPV(=多目的乗用車。ミニバンなど)として、2023年から日本でも導入されることになった「LM」。
トヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」と基本構造は共有しつつも、内外装やボディ補強など、クルマ造り全体がLEXUS化されている。
全体に豊かで上品な質感を感じさせる佇まい。ファーストクラスのような後席だけでなく、前席周りも充実。良好な視界で手の内感もあり運転しやすい。充分以上の動力性能とスッキリと奥深い走り味。ボディ剛性がしっかりしていて、乗心地も非常にスムーズ。至れり尽くせりの装備類一流品らしさ溢れる“ラグジュアリー・ムーバー(Luxury Mover※車名の由来)”なクルマだ。
価格帯は非日常的だが、それだけに一級のおもてなしを可能にする。至れり尽くせりの装備品や質感あふれる内装に囲まれた空間から観る東京〜神奈川の夜景は、また違った感覚になれるかもしれない。視点が高く、周囲の風景を眺めやすいのも良い。
東京〜神奈川の夜景を、同乗者にプレゼント!