大人になり、自分も車を乗り回す中でふと気になってしまった「十数年前のあの日、怖かった地元の先輩のクルマに漂っていた匂いってなんだったんだ?」という疑問。
若かりし自分には、怖い先輩への若干の緊張感や、大人っぽさとともに思い出されるあの匂い。
その正体を解明すべく、前編では愛知県名古屋市にあるスーパーオートバックス NAGOYABAY様に協力いただき、奥深きカーフレグランスの世界について紹介しました。
後編では、調査の中で行き着いた、筆者が若かりしころから販売されているロングセラー商品「エアースペンサー」シリーズに注目。
28種類ものフレーバーが展開されている人気シリーズ、その全ての商品を実際に嗅ぎ、レビュー。そして、記憶の奥底に漂う「先輩のクルマに漂っていた匂い」と合致するか否かを、5段階で判定していきます。
28種類の「エアースペンサー」を全部嗅いでみよう!
【A9 スカッシュ/SQUASH】

爽やかなライムソーダの香りの芳香剤。柑橘系ベースのフレグランスながら甘ったるさが少なく、文字通りのスッキリとした爽やかさが特徴。目の覚めるような香りで車内の閉塞感をリフレッシュさせ、長距離運転のストレスを紛らわせてくれるであろう爽快感があります。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、少し爽やかすぎるきらいがあるため低め。”大人の余裕”よりは”若々しさ”を感じさせる香りと言っても良いかもしれません。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A19 マリン・スカッシュ/MARINE・SQUASH】

爽やかなマリンとスカッシュの香り。柑橘系の香りに爽やかな甘みが追加された、瑞々しい鼻通りが特徴。マリン・スカッシュとは言い得て妙な商品名で、海岸沿いのリゾートを思わせる晴れやかさと清々しさを感じさせます。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、華やかすぎるきらいがあるため低め。あの時感じた”わずかな緊張感”よりも、”晴れやかな開放感”を強く感じさせる香りです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A24 クリアスカッシュ/CLEAR SQUASH】

濃厚なスパイシーシトラスの香り。柑橘系の香りに渋みのあるウッディな香りと酸味の強いフルーツを混ぜ込んだ鼻通りが特徴。スカっと脳まで届く清涼感がスカッシュ系の香りの中でも最も強く、眠気覚ましには最適な香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、鼻に残る香りのインパクトの強さに面影があって中程度。インパクトの方向性が少し違う気がしますが、通勤時の眠気覚ましなどにはベストな香りだと言えそうです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★
(商品ページ)
【A28 サザンスカッシュ/SAZAN SQUASH】

爽やかなフレッシュシトラスの香り。シトラス・ベースにソーダとフローラルをあわせたような、涼しげな香りが特徴。開封してすぐ分かるほどにクール感が強く、けだるい暑さも紛らわせてくれるであろう新鮮さを窺わせます。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、フレッシュな印象の強さから低め。通年使えるフレグランスであることは前提として、夏にこそ真価を発揮する製品という印象を受けました。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A73 ドライスカッシュ/DRY SQUASH】

ジンジャーを加味したスカッシュの香り。レモンやライムのような、甘さ控えめな柑橘系の香りをベースに、ジンジャーの辛みがアクセントとなったスパイシーな鼻通りが特徴。甘ったるさが薄くスッキリとしながらも、インパクトの強さも抑えた万人に受け入れられる香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、方向性の違いもあって中程度。芳香剤ながら「胃もたれしない」と評するのが最もしっくりくるフレグランスです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★
(商品ページ)
【A106 マリンブルースカッシュ/MARINE BLUE SQUASH】

海からの贈り物マリンシトラスの香り。瑞々しさのあるシトラス・ベースの香りを、ムスクの香りが包む清潔感のある鼻通りが特徴。マリン・スカッシュの爽やかさに純粋な「甘さ」ではなく風味としての「甘ったるさ」を追加したような、上品な香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、甘ったるさに嗅ぎ覚えがあったため中程度。化粧品や洗剤などにも似た、クリーンさを感じさせてくれる製品です。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★
(商品ページ)
【A22 アフターシャワー/AFTER SHOWER】

清潔感溢れるフローラルコロンの香り。フローラルな香りをベースに、花畑の中から軽やかな花を集めてきたかのような鼻通りが特徴。「シャワー後の洗い立ての匂い」という名前通り、肌に優しいシャンプーやボディーソープを彷彿とさせる甘い香りに包まれます。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、方向性が違うため低め。長時間嗅いでいても疲れが来ない香りで、幼い子供を乗せたファミリーカーなどにお勧めしたい一品です。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A42 ピンクシャワー/PINK SHOWER】

エレガントでやさしいフローラルの香り。花畑のようなフローラルの香りをベースに、春の果物のようなフルーティな甘さが加わった鼻通りが特徴。アフターシャワーが持つ清潔感の代わりに、華やかさを伸ばしたような香りで、人によってどちらが好きか、好みがわかれるところ。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、こちらも方向性が違うため低め。鼻に入った瞬間の華やかさが印象的で、日々の気分を明るくしたい人にお勧めです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A70 リラックスシャンプー/RELAX SHAMPOO】

高級感あふれるシャンプーの香り。花や果実のフローラルな香りの中から特に上品なものたちだけを選んだ、文字通り「高級シャンプー」を思わせる鼻通りが特徴。バニラやウッディな香りが前面に来るため、ホテルのような気品高い香りが漂う。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、少し上品すぎるきらいがあるためやや低め。普段使いの芳香剤としては最上級のインパクトがあり、日常をガラッと変えられるだけの力を感じさせるフレグランスですね。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A107 ボタニカルシャワー/BOTANICAL SHOWER】

うるおい漂うフローラルグリーンの香り。フローラルな香りの中から特に優しい香りだけを選んだ、文字通り「植物由来」を思わせる鼻通りが特徴。長時間嗅いでいても疲れがこない一方、匂いそれ自体はしっかりと香る強さも併せ持っています。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、鼻通りが優しすぎるため低め。試し嗅ぎの時点から「飽きがこない」と思わせる香りは、多くの人にとって迷ったときの選択肢になってくれそうです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A43 ホワイティムスク/WHITY MUSK】

甘くてソフトなフローラルムスクの香り。滑らかで柔らかいフローラルの香りを、ムスク特有の甘みと清潔感でまとめた上品な鼻通りが特徴。爽やかさ、華やかさとは打って変わって、高級感のある厚みが暖かさを感じさせる香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、甘さと高級感の割合に近いものを感じたのでやや高め。ファッション用香水としても人気の香りを彷彿とさせ、嫌味のないゴージャスさが漂っています。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★★
(商品ページ)
【A101 ブライトムスク/BRIGHT MUSK】

輝きのあるパウダリーホワイトムスクの香り。高級感があるムスクの甘い香りに、花々のフローラルな甘み、バニラの芳醇な甘みを加えた濃厚な鼻通りが特徴。一言で言って”重厚”で、ゴージャスさやエレガントさを真っ直ぐに体現した香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、方向性自体は近いものを感じたので中程度。派手で、上品。重さの分だけ好みも激しく別れる香りと言えるかもしれません。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★
(商品ページ)
【A110 ペアフリージア/PEARFREESIA】

ペアとフリージアが心地よく満ちた香り。洋ナシの持つ上品なフルーティさに、清涼感を演出するフリージアのフローラルさが加わった鼻通りが特徴。洋ナシとフリージア、前に出すぎることのない控えめな二つの香りが、互いを邪魔することなく融合し、優しい甘さを持つ香りに仕上がっていますす。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、やや控えめさが目立つため低め。心地よい香りのキャッチコピー通り、日常に無理なく溶け込む香りだと言えるでしょう。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A108 ホワイトリリー/WHITE LILY】

透明感あふれるホワイトリリーの香り。花々のフローラルさ、果実のフルーティさ、ムスクやサンダルウッドのスパイシーさ。多様な香りの”華やかさ”を一つにまとめあげた、層のある鼻通りが特徴です。嗅いだ瞬間に香りの一番前面に来るのは、ファッション用香水とも共通する清楚さ。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、先輩のイメージとは似ても似つかない清楚な香りなので低め。個人的には最も好きなフレグランスかもしれません。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A109 ウッディムスク/WOODY MUSK】

ウッディで温かみのあるムスクの香り。清潔感のあるホワイトムスクの中から、様々なスパイスやシトラスの香りが官能的な部分を際立てる鼻通りが特徴です。「石鹸に似た」と称されるホワイトムスクが、ウッディな香りが組み合わさることでイメージをがらりと変えてアダルトな香りに。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、文句なしの星5。軽やかなのにはしゃがない、アダルトなのに落ち着いてはいない絶妙なバランスを保っています。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★★★
(商品ページ)
【A16 シャワーコロン/SHOWER COLOGNE】

クール感漂うフローラルの香り。爽やかかつフローラルな花々の香りに、ねっとりとした柑橘系の匂いが加わったコロンのような鼻通りが特徴です。軽やかな香りながら鼻の奥に残る印象も強めで、どこかイメージの中にある「海外の上流階級のシャワールーム」かのよう。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、フローラルな印象の強さからやや低め。あえて石鹸や化粧品の香りに寄せた、人工的かつ上品な清潔さを感じさせます。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A25 スゥー/XU】

透明感のあるムスクとウッディな香り。一瞬で鼻を抜けるベルガモットの柑橘の香りを、官能的なムスクの香りが包み込み、最後はウッディな香りが残る多層的な鼻通りが特徴です。強いシトラスと強いスパイスが、それぞれ清潔感と官能さというムスクの二面性を見事に引き出しています。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、文句なしの星5。煙臭さの中でも負けないであろう香りのインパクトも、あの頃嗅いだ匂いを彷彿とさせます。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★★★
(商品ページ)
【A31 アクアシャワー/AQUA SHOWER】

甘美な雰囲気が漂うマリンフローラルの香り。爽やかな印象でまとめられたフローラルな香りの中に、レモンやミュゲ(スズラン)などの涼し気な印象が加わった鼻通りが特徴です。スカッシュ系列のマリンシリーズと比べて、同じ爽やかさでもこちらは柔らかさの分だけ優雅さを感じさせますね。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、少し落ち着いた印象があるためやや低め。”スッキリ”とはまた違った爽快感を求める方にはおすすめの香りです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A37 サムライマン/SAMURAI MAN】

魅惑的な男性をイメージした爽やかな香り。ジャスミンやローズなどのフローラルな香りを、グレープフルーツやレモン、ベルガモットなどキレの強いシトラスの風味でまとめた鼻通りが特徴です。フルーティさも漂わせつつ全体的にキリっとした印象を与えるその香りは、まさに現代の侍。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、ベースは違えど目指す方向性が似ているのでやや高め。ムーディさを感じさせる大人のフレグランスです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★★
(商品ページ)
【A55 トゥナイト/TONIGHT】

フレッシュフルーツとフローラルの香り。甘酸っぱいフルーツの香りを詰め込んだトロピカルな鼻通りが特徴です。フルーツ特有の甘味とセクシーさが前面に押し出され、その妖艶な香りはさながらリゾートのカクテルかのよう。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、大人っぽさの解釈の違いもあってやや低め。サムライマン同様ムーディさを感じさせる大人のフレグランスですが、より陽キャなノリが前面に出ている印象を受けました。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A69 グッチーニ/GUCINI】

スウィートでフローラルなオリエンタルの香り。優雅さ、甘さ、爽やかさの3種のフローラルを織り交ぜた香水のような鼻通りが特徴です。「東洋の美しさをイメージした」とは公式サイトの弁ですが、言われてみてなるほど、東南アジアのお香のような香り高さが鼻の奥底をくすぐります。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、優雅さを感じさせるためやや低め。ジャスミンやローズなど、一つ一つの要素が濃厚に感じられるフレグランスです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A85 ブルームスク/BLUE MUSK】

エレガントなウッディアロマの香り。落ち着いた木のアロマをベースに、シトラスやスパイスで引き締めた香水のような鼻通りが特徴です。濃厚かつ堅実な重みを漂わせていながらも、甘さ抑えめのスッキリとした残り香が印象的。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、ダンディーさとドライさの総合力で星5。おそらく当時嗅いだものと同じではない、とは思うのですが、それでもなお「今先輩が選ぶならこれだったかも」と思わせる凄みがあります。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★★★★
(商品ページ)
【A1 カンキツ/CITRUS】

マンダリンオレンジのジューシーな香り。ジューシーで甘いみかんの香りをレモンのフレッシュさで引き締めた、柑橘系の鼻通りが特徴です。食欲すらそそられるシトラス系の爽やかさの中に、ほのかに漂うのは甘めのスパイスの香りたち。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、方向性の違いからも低め。長年人気ランキングに入り続けていることも納得の、定番中の定番とも言えるフレーバーでしょう。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A15 森林浴/GREEN BREEZE】

爽やかなシトラスとグリーンの香り。グリーンと言ってもフルーツやフローラルの組み合わせで表現される爽やかな鼻通りが特徴で、葉っぱの青臭さはありません。瑞々しさに特化したその香り付けは、思わず深呼吸したくなるような開放的な軽やかさを放っています。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、あまりに軽やかな香りのため低め。「車内でリフレッシュするための爽やかな香り」と捉えればイメージしやすいかもしれません。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A52 レモンスカッシュ/LEMON SQUASH】

熟したレモンの甘酸っぱい香り。甘いレモンの香りを、青々としたハーブで印象付けたスッキリした鼻通りが特徴です。「レモンスカッシュ」の名前とは裏腹に香りの層は複雑で、ローズやライラック、ムスクなど様々な脇役たちがレモンの甘みを引き立てているのが印象的。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、シトラス感の強さからもやや低め。酸っぱい香りというよりは、酸っぱいからこそ甘さがより強く感じられる香りです。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★★
(商品ページ)
【A111 キンモクセイ/OSMANTHUS】

瑞々しいフルーティさとキンモクセイが織り成す香り。その名の通りキンモクセイの香りが前面に押し出された鼻通りが特徴です。ムスクやフルーツの柔らかな下地があることは前提の上で、なんといっても主役であるキンモクセイの香り高さが心地よい。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、流石に香りが違いすぎるため低め。キンモクセイが好きな人のために作られた、キンモクセイが好きな人が使う芳香剤です。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A11 アップル/APPLE】

甘酸っぱいリンゴの香り。ほのかに青々とした葉っぱの香りも感じさせる、瑞々しく新鮮な鼻通りが特徴です。他のフルーツベースの香りと比べても甘さはかなり控えめで、どちらかといえばフレッシュさをより強く感じさせる香りです。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、青々とした香りが記憶と違いすぎるため低め。強すぎない・甘すぎない香りの中でもリフレッシュしたい人にとって、最良の選択肢となる商品でしょう。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
【A100 ジョリーエアー/JOLI AIR】

リッチな甘さと可憐なフローラルの香り。果実と花々が織りなす甘酸っぱい香りのあれこれを、カシスが上品にまとめあげた優雅な鼻通りが特徴です。パッケージイラストのイメージ通り、その香りは徹底して甘く、可憐の一言。
「先輩のクルマに漂っていた匂い度」は、方向性が180度違うためもちろん低め。印象的な甘い香りの一方で「甘すぎる」こともなく、鼻に残る香りは実に軽やか。日々の香りとして長く付き合える香りとも言えるでしょう。
先輩のクルマに漂っていた匂い度:★
(商品ページ)
あの日、地元の怖い先輩のクルマに漂っていた匂いの正体は……?
それでは上記のレビュー結果を踏まえ、(誰も興味がないとは思いますが)満を持して発表したいと思います。今回、スーパーオートバックス NAGOYABAY様の豊富な品揃えの中から、栄えある「あの日、私の地元の先輩のクルマに漂っていた思い出の良い匂い」に一番近い車用芳香剤の座に選ばれたのは……
栄光社「エアースペンサー A25 スゥー/XU」です!
決め手はやはり、”清潔感”と”官能性”というムスクの二面性を引き立てた香りでしたね。
あの頃、私が先輩に感じていた2つの印象。”若干の緊張感”は”清潔感”という香りのイメージと、”大人っぽさ”への憧れは”官能性”へとそれぞれ連動していたという事実は、今回正体を突き止めてはじめて納得できたことだったかもしれません。私にとっての憧れの大人の匂い、それは「スゥー」の持つアダルトかつ透明な香りだったのです……!
で、結局、本当のところは……?
とはいえそんなこと言われても、おそらくこれを読んでいる皆さん全員「そんなの本人に聞いてみなきゃ本当のところは分からないじゃん!」と思われていることでしょう。
ということで今回は特別に、先輩本人に連絡をとって答え合わせをしてみることにしました。
十年近く疎遠になっていた不義理な後輩から突然送られてくる「今さらなんですけど、車用芳香剤、何使ってたか教えてもらえませんか」のお願いメール。無視されることも覚悟の上のメールでしたが、なんと送ってからすぐ、間髪入れず先輩から返答が。

ちょっと顔文字の笑顔の意図が掴めずビビりましたが、事情を説明したところ、どうやら答えはすぐに教えてもらえるようです。「あの日、私の地元の先輩のクルマに漂っていた良い匂い」の正体は何だったのか。十数年ぶりに判明した、その答えは……!

栄光社「エアースペンサー A25 スゥー/XU」!!!
一口に”良い匂い”と言っても、人には人の”良い匂い”がある。だからこそ、車用芳香剤の世界にはこれほどまでに豊富な選択肢が存在している。思い返せば、当時の私からはあれほど大人に見えていた先輩も、今考えればまだまだガキとしか言いようのない年齢でした。
そんなガキだった先輩が「大人っぽくありたい」と選んだ香りが、先輩より更にガキだった私には実際に「大人っぽい」と感じられていた。そんな関係性を芳香剤が生み出していたのだとするなら、車用芳香剤の紹介としてこれほど素晴らしい話があるでしょうか?
私はこのエピソードをのるウェイで記事化するため、先輩に許可をとろうとしました。

え?

あ、これ、”そういう”流れ……?

そうして先輩とのメール画面を眺めているうち、私は自分が気付いていなかったもう一つの重大な事実について、また今更ながらに気付いてしまったんです。
「どう考えても、お店の芳香剤を全部嗅いでみるより本人に直接聞いた方が早いのに、なんで先輩に聞くより全部嗅ぐ方が楽だと思ってたんだろう?」
答えはご覧の通り。「当時頭が上がらなかった地元の先輩は、今でも変わらず頭が上がらない先輩のままだから」です。

今回は私的な検証にご協力いただき、スーパーオートバックス NAGOYABAY様、ノルウェイ様、読者の皆様もありがとうございました。そしてなにより先輩。突然のお願いだったにもかかわらず快く記事の執筆許可をいただき、本当にありがとうございました。
今度は私が奢りますんで、また一緒にメシでも行きましょう。そのときは、自分のクルマにも気の効いた芳香剤を用意しておきます。
……だから、俺の車の中で煙草吸うのだけは、マジで勘弁してください!!!
関連リンク
スーパーオートバックス NAGOYABAY店舗情報
【住所】愛知県名古屋市港区木場町9-51
【営業時間】AM10:00~PM8:30
【定休日】不定休
【駐車場】318台











それぞれの芳香剤がどんな匂いなのかも気になるね!