初めてのSUV選び!デザイン性・機能性で選ぶおすすめ車種5選

近年、アウトドアブームや、その使い勝手の良さから人気が爆発している「SUV(Sport Utility Vehicle)」。視界が広く運転しやすく、荷物もたくさん積めるため、初心者の方にも非常におすすめのボディタイプです。
しかし、国内外のメーカーから数多くのSUVが販売されており、「結局、どれを選べばいいの?」と悩む方も多いでしょう。
このコラムでは、初心者の方でも安心して選べるように、「サイズ」「価格」「機能」のバランスが取れた、特におすすめのSUV車種を5つ、その特徴とともにご紹介します。

SUV?ってなに・・?

SUVの魅力:なぜ初心者に人気なのか?

SUVが初心者の方に選ばれる主な理由は以下の3点です。

  1. 視界の良さ: 車高が高いため、運転席からの視界が広く、遠くまで見通せるため、運転席からの見切りが良く安心感があります。
  2. 運転のしやすさ: 近年のコンパクトSUVは、サイズ感が日本の道路事情に合っており、小回り性能も優れています。

多用途性: 荷室が広く、キャンプ用品やゴルフバッグなどの大きな荷物も楽に積載でき、日常使いからレジャーまで幅広く活躍します。

おすすめSUV車種 5選(タイプ別)

1. トヨタ ヤリス クロス (Yaris Cross)

タイプ

コンパクトSUV

特徴

抜群の燃費性能と、コンパクトなボディサイズ。最小回転半径が小さく、小回りが利くため、街乗りでの使い勝手が非常に優れています。

おすすめポイント

燃費: トヨタのハイブリッド技術により、WLTCモードで30km/L前後を達成する高い燃費性能が魅力。ガソリン代を節約したい人に最適です。

運転のしやすさ: 全長が短く、女性や運転に自信のない方でも、駐車や狭い路地での取り回しがしやすいです。

先進安全装備: Toyota Safety Senseが標準装備されており、初心者も安心です。

価格帯イメージ

比較的安価で、初めての車としても検討しやすい価格帯。

こんな人におすすめ

燃費と取り回しの良さを最優先する街乗りメインの初心者

https://toyota.jp/yariscross/

2. ホンダ ヴェゼル (VEZEL)

タイプ

コンパクトSUV

特徴

流麗でスタイリッシュなデザインが人気。ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、同クラスの中でも圧倒的に広い室内空間と荷室を実現しています。

おすすめポイント

*デザイン: 2代目以降のモデルは、特にクーペのような流れるデザインが特徴。外観を重視する方に人気です。

荷室の使い勝手: 後部座席の座面を跳ね上げて荷室を縦方向に広げられる「チップアップ&ダイブダウン機構」があり、背の高い荷物(植木や自転車など)も積載しやすいです。

走行性能: ハイブリッドモデル「e:HEV」は、モーター走行が主体で静粛性が高く、スムーズで力強い走りが楽しめます。

価格帯イメージ

ヤリスクロスよりやや高めだが、内外装の質感は高い。

こんな人におすすめ

デザイン性、走行時の静かさ、そして広い室内空間を求める初心者

https://www.honda.co.jp/VEZEL/

3. トヨタ RAV4

タイプ

ミドルサイズSUV

特徴

都会的なSUVが多い中で、オフロードを意識したタフでワイルドなデザインが特徴。世界中で人気のトヨタのグローバルモデルです。

おすすめポイント

*デザインとサイズ感: 存在感のある角ばったデザインが人気。サイズはコンパクトSUVより一回り大きく、車中泊や本格的なアウトドアにも対応できる広い荷室を持ちます。

悪路走破性: 4WDモデルには、路面状況に合わせて駆動力を細かく制御するシステムが搭載されており、雪道や未舗装路でも高い走行性能を発揮します。

信頼性: 故障が少なく、リセールバリュー(再販価格)が高いことでも知られています。

価格帯イメージ

ミドルサイズとしては標準的。装備を充実させると高めになる。

こんな人におすすめ

キャンプやスノーボードなど、本格的なレジャーにも使いたい初心者

https://toyota.jp/rav4/

4. マツダ CX-5

タイプ

ミドルサイズSUV

特徴

マツダの「魂動(こどう)デザイン」による、流線的で美しい外観と、内装の高い質感が魅力。運転の楽しさを追求した設計が特徴です。

おすすめポイント

ディーゼルエンジン: マツダが得意とするクリーンディーゼルエンジンモデルがあり、力強い加速性能優れた燃費性能を両立しています。長距離移動が多い方に特におすすめです。

内装の質感: 運転席周りのデザインや素材が非常に高品質で、輸入車のような上質な雰囲気を楽しめます。

運転操作: 人間工学に基づいた操作系の配置で、運転のしやすさ、疲れにくさが追求されています。

価格帯イメージ

装備内容から見るとコストパフォーマンスが高い。

こんな人におすすめ

長距離移動が多く、運転の楽しさや内装の質感を重視する初心者

https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/

5. スバル フォレスター (FORESTER)

タイプ

ミドルサイズSUV

特徴

全車AWD(シンメトリカル四輪駆動)が基本。悪天候や雪道での安定性は国産SUVの中でもトップクラス。実用性と安全性が非常に高いモデルです。

おすすめポイント

*安全性能: スバルの代名詞である運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」の性能が高く、特に渋滞追従機能や自動ブレーキなど、初心者の方の不安を軽減してくれる機能が充実しています。

視界の良さ: 車高だけでなく、窓が大きく設計されており、斜め後方の視界も確保しやすく、死角が少ないため安心です。

走行安定性: 独自のAWDシステムにより、積雪地や凍結路でもタイヤが滑りにくく、高い安心感があります。

価格帯イメージ

4WDが標準装備のため、他社の同クラスSUVよりも装備内容から見てお得感がある。

こんな人におすすめ

雪の多い地域に住む方、または頻繁に雪山へ行くなど、悪路や悪天候での安全性を最優先したい初心者

https://www.subaru.jp/forester/

まとめ:最適な一台を見つけるためのアドバイス

SUVはどれも魅力的ですが、最終的に選ぶ際は以下の2点を意識してください。

  1. 試乗は必須: 車高や視界の感覚、運転のしやすさは、車種によって大きく異なります。必ず試乗し、ご自身の体格と運転感覚に合うか確認しましょう。
  2. 燃費と駆動方式: 街乗りメインなら「ハイブリッド+2WD(二輪駆動)」、雪道や本格的なアウトドアを考えるなら「4WD(四輪駆動)」を選ぶのが基本です。

これらの情報を参考に、あなたのライフスタイルに最適なSUVを見つけて、安全で楽しいカーライフをスタートさせてください。

  • Writing: のるウェイ! 編集部

    「のるウェイ」は、KINTOが運営する“クルマに詳しくない人”のためのWEBマガジン。編集部では、カーライフにまつわるモヤモヤやハテナを、初心者目線でていねいに掘り下げ、共感と発見のある読みものとして発信している。 コンテンツは、運転未経験からスタートする成長ストーリーや、教習所・ドライブ体験レポート、さらにはVTuberとのコラボ企画など多彩。ときには最新のコネクティッドカー技術もやさしく解説しながら、「運転って意外とおもしろいかも?」と思えるきっかけを届けている。 “気になる”から始まるカーライフの入口をつくるべく、編集部ではジャンルにとらわれず、等身大の視点でクルマと人との関係性を日々再発見している。

どれもかっこいいなー

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