KINTOペーパードライバー部のマサカさんが「助手席」の役割ってなんだろうか?を考察しました。
こんにちは、KINTOペーパードライバー部、永遠のスタメンから一歩前進中のマサカです。先日は、クルマ会社に勤めるペーパードライバーの憂鬱という、ペーパードライバー部所属の理由について振り返り、深く考えたのですが、ということは、私は助手席のプロともといえるのではないかという事実に気づきました。
助手席部の務めは、ドライバーを不安や不快な気持ちにさせずに、快適に運転に集中してもらえるように、表情を盗み見て、瞼が重くなってきたのを感じ取ったら、休みを促したり、飲料を差しだしたりすることがメイン業務。必要に応じて駐車券のやりとりの補佐などを行います。どこまで何をやるかは相手との距離感や関係性にもよりますが、ドライバーの心理を瞬時によみとる必要があり、経験と技が必要です。
ドライバーがうっかり危険な運転をしてしまったときに、おもわず「ひっ」と声をあげたりすると、ドライバーはプライドを傷つけられて不機嫌になったり、逆に委縮して自信を失ってしまって、運転がさらに乱れるので、何があっても、常に平常心を装うことも必要です。
助手席のプロは、運転手が快適に安全に運転できるよう日々全力である必要がありますが、なかなかその域には到達するのは難しいと、乗車後日々反省しています。
助手席から見えてくるのは風景だけではない
助手席のプロを長く務めていると、クルマにのっただけで、運転手の性格や思考がなんとなく伝わってくることがあります。
キャンピングカーを運転してくれた同僚は、運転が大好きということもあって、窓から見える景色を楽しみ、わいわいとドライブ。キャンピングカーは車内においておくものを固定しておかないと、少しのブレーキでもふっとんでしまうのですが、一度それに気づくとブレーキの掛け方がかわりました。あぁ、この人は細かいところに本当によく気付き改善していく人なんだなと思ったりもしました。
とある上司の運転は、余裕のある安全運転。ブレーキも丁寧だし、クルマが余計な動きをしない。危ない運転をしているクルマをみつけると、言葉もなくそっと距離をとったり、ふと話が途切れた時にラジオをつけてくれたり、乗っていてとても快適だった記憶があります。仕事上でも、的確な指示が多く、部下に対する対応がとても丁寧な人でした。
KINTOはクルマの会社ですので、同僚とクルマで移動することが多くあります。助手席から見える世界、それは風景だけではなく、運転手の人となり、優しさや、気遣い。クルマはいろんな側面があるんだなぁと感じました。
助手席のプロってかっこいい!