ニュースでも取り上げられることが多いあおり運転。突然あおり運転をされてしまうとパニックになってしまったり、最悪事故などのトラブルにつながったりしてしまうことも。
運転初心者だけじゃなく、普段から運転しているドライバーの方でもあおり運転は怖いですよね。
あおり運転をされないために気をつけるべきことと、あおり運転をされてしまったときの対処法をご紹介!
「あおり運転」って知ってる?
あおり運転とは、車が他の車に著しく接近し、進路を妨害するために急ブレーキをかけたり、警音器や灯火を使ったりして威嚇するような悪質かつ危険な行為です。
近年、落ち度のない人が死傷する事故が相次いで発生したため、あおり運転は「妨害運転罪」として厳しく取り締まられるようになりました。
ドラレコ、照明、車間距離……。基本だからこそ忘れがち?
あおり運転をされないために、普段から気をつけるべきことはなんでしょうか?
まずは4つのポイントをご紹介します!
怖いとやりがち……。ノロノロ運転はNG!
運転初心者の方はアクセルを踏み込むのが怖く、ノロノロ運転しがちですが、スピードを出さないことよりも周囲の車の流れにのれないことのほうが時に危険です。特に高速道路の合流や車線変更は、スピードが遅すぎると事故につながってしまう可能性が。
慣れない道では道を積極的に譲るのもいいでしょう。無理することは危険です。余裕をもって運転していきましょう!
ドライブレコーダーをつける
あおり運転の防止には、ドライブレコーダーが効果的です。ドライブレコーダーをつけることで、他のドライバーへの抑止力にもなりますし、安全運転を意識することにもつながります。
また、万が一あおり運転にあってしまった場合でも、ドライブレコーダーをつけることで映像として確かな証拠が残ります。
最近では、SDデータで管理するドラレコ以外にも、スマートフォンアプリも増えています! 「少し価格が高い……」と思って避けてしまう前に、少しだけ調べてみることがおすすめです。
一般道路では2秒以上。適切な車間距離は時間で測れる
安全な車間距離をとるようにしましょう。目安は30〜60km/hで、走行中の車間距離は速度計の数字から15引いた距離(m)と言われています。その適切な距離は「時間」で測るのがオススメです。
一般道路で30~60km/h走行だと、前の車が通過した地点から2秒以上あとに、自分の車が同じポイントを通過するイメージ。地点は標識や特徴的な建物などを参考にすると良いでしょう。
十分な車間距離を保っていないと、 「車間距離不保持違反」で取り締まられる可能性もあるので、注意が必要です。
あおり運転をされてしまった! どうしよう!?
気をつけていても発生する可能性があるのがあおり運転。実際に遭遇してしまった場合の対処法を覚えておけば、あわてることなく事故を避けることができます!
おだやかな態度を保つ
他のドライバーが怒っているように見える場合でも、自分自身は冷静でおだやかな態度を保つようにしましょう。相手に対して怒ったり、同じように攻撃的な態度をとることで、さらなる危険な運転を助長する可能性があります。
なるべく人が多い場所に逃げる
あおり運転に遭遇してしまった場合は、なるべく人が集まっているサービスエリアやコンビニなど、安全な場所に避難します。また、必要に応じて周囲の人にも助けを求めましょう。
窓を開けない、車外に出ない
相手のドライバーがドアを開けて外に出てきた場合でも、窓を開けたり車の外に出たりすることは危険なので絶対にやめましょう。当事者間でやりとりをすることは、さらなるトラブルにつながりかねません。
窓を開けず、社外に出ずに自分自身や同乗者の安全を守ることが大切です。
警察に通報する
先ほどの項目でもあったように、相手のドライバーがヒートアップしている状態で、当事者同士で話し合って解決しようとするのは非常に危険です。110番通報をしましょう。
また、「運転中の通話は違反になってしまうのではないか?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、緊急時の110番であれば大丈夫です。その際、携帯電話を持って通話するより、ハンズフリーで通話するほうが安全です。同乗者がいる場合は、代わりに安全確認をしたり電話したりしてもらいましょう。
あおり運転に気をつけて、ドライブを楽しもう!
あおり運転を防ぐためには、安全な運転を心がける他、ドライブレコーダーをつけるなど事前の対策が必要です。また、気をつけていてもあおり運転に遭遇してしまうことはあるので、その際は冷静に対処することが大切です。
お互いゆずり合いの気持ちを大切にし、気持ちのよい運転を心がけましょう!
自分は大丈夫っておもってるんだあ〜。ふ〜ん。